花粉情報 週末も東京・仙台で大量飛散 九州・関東ではヒノキ花粉も
2024年03月22日14:37
明日23日(土) 東京は花粉の飛散が「多い」
一方、関東は雨の降りだすタイミングが遅いため、午前中を中心に多く飛ぶでしょう。東北も昼ごろまでは花粉が飛びそうです。花粉に敏感な方は、明日もしっかりとした対策が必要です。
東京・仙台では大量飛散が続く
仙台はスギ花粉が多く飛ぶでしょう。東京はスギ花粉に加え、ヒノキ花粉も飛びそうです。ヒノキの花粉に反応する方は、対策が必要となります。
一方、名古屋から福岡では、天気のぐずつく26日(火)にかけて、「やや多い」または「少ない」日がほとんどでしょう。天気の回復する27日(水)や28日(木)は花粉の飛ぶ量が多くなりそうです。これらの地域ではスギ花粉はピークを越えつつあって、ヒノキ花粉が中心となるでしょう。ヒノキ花粉のピークは4月上旬ごろまで続きそうです。
帰宅後の花粉対策
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。感染症対策として、換気をする機会も多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。